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更新日:2017.08.17旅グルメ

ベトナム・ハノイで演奏の合間に見つけた、澄んだ牛骨スープの絶品『フォー』

全世界で活躍する和楽器グループ「AUN J クラシック・オーケストラ」。そのリーダーである井上良平が書き下ろす、音と食の魅惑ワールド。第2回目となる今回は、ベトナム・ハノイの由緒あるオベラハウスでコンサートをした時に食した牛肉フォーのお話です。

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ベトナムといえば『フォー』。50年以上も続く有名店は、なんてことない道筋にあった

    バイクが縦横無尽に走り回る人民の摩天楼

 さて今回は、ベトナムと日本の友好コンサートを行いにやってきた。場所は、ハノイの由緒あるオペラハウス。やはり、このコンサートを成功させるには、現地の風にあたり、現地の味を喰わねば!

 ということでやってきたのが、地元の人に紹介してもらった『フォー』の店だ。ベトナムの首都・ハノイの下町にある【フォー・ティン】は、50年以上も続いている有名店。バイクが縦横無尽に走り回る人民の摩天楼の間を抜けて、路上に生活が垣間見える路を、タクシーはゆっくりと進む。なんてこともない道筋にその店はあった。

直径1メートルの寸胴の中には、牛骨を煮込んだ透明スープが!

    店のエントランスには、まるで和太鼓のような寸胴が構えている

 店の前は、もうすでに人だかりだ。エントランスには、ゴーゴーとうなりをあげて燃えさかるかまどがあり、その上に、1メートルほどの寸胴がある。その中では、牛骨を煮込んで透明になったスープを煮立てている。

 まるでそれは店の心臓のようであり、AUN J クラシック オーケストラでいえば、リズムを刻む和太鼓のような、どっしりとした安定感がそこにはあった。

表面がツルツルの麺は、喉ごしが最高!

    牛肉☓ネギ☓ライムの香りが食欲をそそる!

 席につくなり、目の前にドンッ! と置かれたのは湯気が沸き立ったフォー。この店にはメニューがひとつだけ。椅子に座れば、注文が入ったと同じく、迷いもなくドンと置かれるのだ。

 さっそく麺を口に運んでみた。表面がツルツルなので、唇から舌の真ん中をフォーが通り抜け、のどごしを感じるまでの時間が速い。と同時に、ネギとともに鼻を抜ける牛肉スープのやさしい風味とライムの香り。これは美味い!

 テーブルの上には、様々な調味料がのっている。魚油のニョクマムや、お酢、醤油、唐辛子など自分の好みの味に仕上げることができるようだ。
 いたってシンプルなこの店のフォー。あまりのおいしさに2杯も食べてしまった。もちろん味を変えてね。

 ベトナムのハノイへ行くときは、ぜひこの店に行ってみてくださいね。実に観光客に優しく、注文は簡単! 椅子に座るだけです。笑

    筆者は、写真中央の太鼓奏者

 おいしいフォーおかげで、もちろんコンサートは大成功でした。BS日テレの5回目になる2時間ドキュメンタリーでも放送されましたよ。ベトナムに来たらやっぱりフォーですね。

【フォー・ティン Quán Phở Thìn】
電 話: +84 162 769 7056
所在地: 13 Lò Đúc, Phạm Đình Hồ, Hai Bà Trưng, Hà Nội, ベトナム
営 業:5:00~21:00
休 み:なし
価 格:一杯200円ぐらい

    銕仙会能楽堂にて

AUN J クラシック・オーケストラ LIVE Info

▼ AUN J クラシック・オーケストラ SUMMER LIVE 2017

2017年7月27日(木)大阪Flamingo the Arusha
2017年7月28日(金)名古屋インターナショナルレジェンドホール

▼「和のあかり×百段階段」& AUN J クラシック・オーケストラ

2017年8月16日(水)ホテル雅叙園東京

詳しくはオフィシャルHPまで。

  • 撮影:クロアチアのドゥブロブニクにて

「AUN J」バックナンバー

この記事を作った人

文・写真/井上良平

AUN(あうん)というグループで和太鼓と三味線や笛を演奏している双子の兄です。鬼太鼓座で12年間活躍し、AUNとして独立。2008年、8人グループ「AUN J クラシック オーケストラ 」を結成。和楽器をもっとみんなの心に届かせたいと思っています。

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