スーパーの食材でつくる! プロの料理人が教える簡単レシピ『タコと焼きナスのマリネ』|【ナベノイズム】渡辺シェフ①
プロの料理人に教わる、自宅でつくれる簡単レシピ。おうち時間をおいしく過ごすため、スーパーで買える食材でつくれる手軽なメニューをシェフに聞いてみました! レシピを教えてくれるのは、浅草にあるフレンチレストラン【ナベノイズム】の渡辺 雄一郎シェフ。今回はにんにくの香りで白ワインが進む『タコと焼きナスのマリネ アンチョビ風味』です。
教えてくれたのは、【ナベノイズム】渡辺 雄一郎シェフ
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東京・浅草にあるフレンチレストラン【ナベノイズム】のオーナーシェフ。21年間ロブション・グループに勤務し、2016年【ナベノイズム】を開店。「ミシュランガイド東京2020」にて2年連続で二つ星を獲得。
【ナベノイズム】渡辺シェフが教える
『焼き茄子とタコのマリネ アンチョビ風味』
のつくり方
渡辺シェフ
フランスでは定番のマリネに、焼きナスを合わせてみました。ニンニクの香りが効いてパンチ力があるのでお酒も進みますよ。
材料(4人分)/調理時間90分
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長茄子 … 4本
茹でダコ(足太め) … 2本
ししとう … 12本
アンチョビ … 1缶
にんにく … 2片
タイム … 2本
ローズマリー … 2本
ピマンデスプレット … 2つまみ ※無い場合は一味唐辛子でもOK
純米酒 … 100cc
ルッコラ … 1パック
Exオリーブオイル … 適量
黒胡椒 … 適量
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赤玉ねぎ … 1個
はちみつ … 小さじ1
赤ワインビネガー …大さじ1
塩胡椒 … 適量
つくり方
準備:赤玉ねぎ、にんにくはスライスしておく。
①焼きナスは縦に半分にカットします。
②タコの足はスライス状に厚めにカットし、両面に隠し包丁を入れます(じゃばら切り)。
③平たいバットに①と②を並べ、表面に塩胡椒、ピマンデスプレット(無い場合は一味唐辛子)を2~3つまみずつ、まんべんなく振りかけます。
④ボウルに(A)をすべて混ぜ合わせ、30分ほど冷蔵庫で寝かせます。
⑤冷たいフライパンに、オリーブ油(大さじ3程度)とにんにくを入れ、弱火でじっくりと少し色づくまで加熱します。
⑥にんにくに火が通ったら、⑤にオリーブオイル(大さじ2程度)を足します。さらにアンチョビを煮溶かし、タイム・ローズマリー・黒胡椒・ピマンデスプレット(無い場合は一味唐辛子)を加え、焦げないように中火で火入れをします。
⑦しっかりと火が入り、“バチバチッ”と音が鳴ったら、純米酒を加え、半分程度になるまで煮詰めます。
⑧最後に30秒ほど強火で熱し、熱々の状態で具材が入ったバットに流し入れます。ラップをかけ、荒熱がとれたら冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。
⑨器に冷やした⑧、赤玉ねぎのマリネ(④)、ルッコラを飾り、⑧のつけ汁・オリーブオイルをかけて完成です。
『焼き茄子とタコのマリネ』
3つのポイント
Point① タコの両面に「じゃばら切り」を施す
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隠し包丁を入れることで、味が染み込みやすくなったり、柔らかく仕上がります。
渡辺シェフ
「少し歯応えが欲しいな」という時は包丁を入れる間隔を開けるなどして、口当たりを調整してみてください。
Point② 香りを出すために、冷たい状態から調理!
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にんにくの味と香りを引き出すために、フライパン・オリーブオイル・にんにくすべて“冷たい状態”から火入れをしていくのがポイント。
渡辺シェフ
熱したオイルなどがじわじわ音を立てることをフランスでは「chanter(歌い出す)」って言うんですよ。火入れをしすぎてロックンロールにならないように注意!(笑)
Point③ 具材にかける漬け汁も熱々に
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しっかり熱した状態のものをかけることによって、味が染み込みやすくなります。
渡辺シェフ
浸け汁はフランス語で「マリナード」と言います。ニンニクの香りを最大限に引き出して、ぜひ美味しいマリナードをつくってみてくださいね!
この記事を作った人
ヒトサラ編集部
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