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更新日:2024.08.07旅グルメ

遠くまで足を運んででも行きたい、「アジアのベストレストラン2024」にランクインしているお店5選|全国

日本勢が上位に名を連ねたことで話題になっているレストランの格付け「アジアのベストレストラン2024」。ランクインしたのは、東京のお店ばかりではありません。その地域ならではの恵みを活かした日本各地のレストランが、いま世界中から視線を集めています。今回は、100位までにランクインした地方のお店5軒を紹介します。

Restaurant La cimeの玉ねぎと豚

イタリアン【cenci】京都

季節の国産食材を味わう、大注目の京都イタリアン

    cenciの内観

    メインダイニングはヨーロッパ的な雰囲気。会食に使える個室も

平安神宮すぐそばの閑静なエリアに佇む【cenci】は、京都イタリアンの新鋭として、いま評判のお店。輝かしい受賞歴を持つ坂本健氏がオーナーシェフを務め、食材、器、空間、おもてなしのすべてに妥協しない、世界でここだけの食時間を提供しています。新鮮さと懐かしさが共存する店内は、誰を連れて行っても満足してもらえる空間です。

    cenciの料理三品

    季節に合わせて選ぶ食材は、京都近郊のものを中心に国産にこだわる

【イル・パッパラルド】、【イル・ギオットーネ】といった名店で腕を磨いた坂本氏が、その巧みな料理技術を駆使して、食通たちをも唸らせるイタリアンを生み出します。岡山県・吉田牧場のチーズ「マジヤクリ」や岩手県・石黒農場で育ったホロホロ鳥といったこだわり抜いた食材のおいしさを、坂本氏が最大限に引き出します。

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イノベーティブ・フュージョン【ヴィラ アイーダ】和歌山

一日一卓限定のレストランで、自然の恵みが奏でるコース料理を

    ヴィラ アイーダの内観

    一軒家の扉を開けると、誰かの家に遊びに来たときのようなわくわく感が

和歌山県岩出市にある広大な畑の真ん中に立つ一軒家。ここは、シェフの小林寛司氏が、自然の恵みをふんだんに使った料理でもてなす、一日一卓限定のレストランです。まるでリビングのようなソファ席で食前酒を味わったあとは、奥のメインテーブルに移動してコース料理を堪能。欧州の農家レストランを訪れたかのような時間が過ごせます。

    ヴィラ アイーダのマイクロウェーブ ナスタチウム コリアンダーの花

    野菜のおいしさが際立つ料理の数々には、多彩なワインを合わせて

決まったメニューはなく、自家菜園で毎朝採れる自然の恵みをもとに、シェフがコースの内容を組み立てていくというスタイル。新鮮な野菜やハーブ、フルーツなどの魅力が、イタリアで修業を積んだシェフの手によって一層輝きます。この場所で、その日にしか出合えないコース料理を、心ゆくまで味わって。

フレンチ【Restaurant La cime】大阪

古典を大事にしながらも、シェフの発想が光るフレンチ

    Restaurant La cimeの内観

    円卓がゆったりと配されたダイニングスペース

大阪市の本町駅から徒歩5分の場所にある【Restaurant La cime】は、ミシュランガイド二つ星を獲得した実力店。大阪のフレンチやイタリアンに勤めたのちフランスでも研鑽を積んだシェフの高田裕介氏が、古典を深めながらも、新しい技術を取り入れた料理を提案します。店内は、上質でありながら堅苦しさのない居心地のよい空間です。

    Restaurant La cimeのスペシャリテのブーダンドッグ

    スペシャリテの『ブーダンドッグ』。コースの内容は、その日の食材を見て決めることも

枠にとらわれない変幻自在のフレンチでゲストを魅了するシェフの高田氏。以前はできる限りフランス産の食材を使っていたそうですが、最近は国産食材、中でもシェフの故郷である鹿児島の食材を豊富に用いているのだとか。火入れや、ボリューム感、盛り付けなど細部にまでこだわりが光ります。

フレンチ【レヴォ(L'evo)】富山

ジビエ、旬魚、山菜。地産地消を追求した富山のオーベルジュ

    レヴォ(L'evo)の内観

    宿泊施設としてコテージが用意されているが、レストランのみの利用も可能

日本の原風景が残る富山県の利賀村に、美食家たちを虜にしているオーベルジュ【レヴォ(L'evo)】があります。ここは、食材はもちろん、酒や器、店内の家具に至るまで、地元のものを追求した、富山の魅力が詰め込まれた場所。決して便利とは言えない場所ですが、わざわざ訪れる価値のある豊かな体験が待っています。

    レヴォ(L'evo)の日本鹿

    シェフが自ら解体・加工した『日本鹿』は、熟成により旨みが凝縮

フレンチの王道を学んできたシェフの谷口英司氏が、富山中に足を運んで選び抜いた食材を絶品料理に仕上げます。例えば、シェフ自ら捌くジビエ、毎朝漁港に調達に行く旬魚、新鮮な野草や山菜……。質や鮮度のみならず、生産者の人柄まで見て決めるというこだわりよう。メニューは全12皿のコースのみで、そこには谷口氏の富山愛が溢れています。

フレンチ【Goh】福岡

和の味わいも取り入れた、福岡発の大人フレンチ

    Gohの内観

    客全員で一つのテーブルを囲む「ターブル・ドット」スタイル

博多駅から徒歩10分。ここ【Goh】は、福岡出身の有名シェフである福山剛氏が故郷・九州の食材のおいしさを世界へ発信するレストラン。国内はもちろん、海外からのゲストにも愛されるお店です。14席という限られた席数だからこそ、福山氏の温かな人柄がダイレクトに伝わってくるのも大きな魅力です。

    Gohの「うしの中山」和牛ヒレ肉、醤油粕で焼いたにんじんに

    「うしの中山」の牛のヒレ肉に低温でじっくりと火を入れた逸品

九州の厳選食材を主役にし、和の味わいも取り入れたフレンチは、「食べ疲れない調和のとれた味」と国内外の食通たちから支持を集めます。コースのペアリングには、地元産のワインと日本酒が少なくとも1本ずつ入り、料理との絶妙なハーモニーを奏でます。九州のよさを、とことん味わい尽くして。

※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や価格、営業時間は店舗にご確認ください。

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ヒトサラ編集部

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