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イタリアの老舗チョコレートブランド【カファレル】が、日本でのみ発信する秋めくドルチェ

イタリアの老舗であり、ヘーゼルナッツとカカオを混ぜ込んだジャンドゥーヤチョコレートが代名詞の【カファレル】。ここ【カファレル神戸北野本店】では、このお店でしか味わえないオリジナルドルチェが楽しめます。

イタリアの老舗チョコレートブランド【カファレル】が、日本でのみ発信する秋めくドルチェ

センスの光るスイーツが詰まったパスティッチェリア

この秋楽しめる、洗練されたビジュアルのドルチェをチェック

    秋の素材を盛り込んだ新作が登場。手前から『アスプリーナ』480円、『モンターニャ・ビアンカ』520円、『チリエッジーナ』460円(すべて税別)

    秋の素材を盛り込んだ新作が登場。手前から『アスプリーナ』480円、『モンターニャ・ビアンカ』520円、『チリエッジーナ』460円(すべて税別)

 山と海に囲まれた神戸の街並みを楽しみながら、坂をのぼって【カファレル神戸北野本店】へ。さっそくショーケースをのぞくと、目移りするような独創的なケーキが顔を揃えています。

 新作のなかでも、シェフの一押しは、写真手前の『アスプリーナ』。日本では希少なクエッチ(西洋スモモ)を使った上品なタルトで、クルミをたっぷりと使ったクリームと優しい酸味のマリアージュが絶品です。

 次に、シェフがトリノで飛行機の窓から見たアルプス山脈をイメージした写真左の『モンターニャ・ビアンカ』は、何を隠そうモンブラン。和栗ペーストを使い、アクセントにブラッドオレンジを効かせました。雪山のように仕立てるために、成形はもちろん、マロングラッセ、表面には細かな栗のパウダーをちりばめ粉糖をかけるなど、手間をかけた逸品です。

 鮮明な赤のカラーが存在感を放つ、写真右奥の『チリエッジーナ』は、洋ナシのムースの中に、ビターチョコのガナッシュ、グリオットチェリーのジュレを忍ばせています。

センスあふれるパッケージのチョコレートの数々に目移り

    スプレッドタイプのジャンドゥーヤチョコレート。『ジャンドゥーヤクリーム』1,700円(税別)

    スプレッドタイプのジャンドゥーヤチョコレート。『ジャンドゥーヤクリーム』1,700円(税別)

  • テントウ虫など愛らしいモチーフでおなじみ

    テントウ虫など愛らしいモチーフでおなじみ

  • チョコレートが16粒入った『ベル・ブルー』

    チョコレートが16粒入った『ベル・ブルー』

 店内には、ホイルに包まれたテントウ虫などのモチーフがかわいいチョコレートや、コレクターもいるという季節ごとの限定缶など、ギフトにぴったりのチョコレートがずらりと並びます。
 自宅用にもおすすめなのが、スプレッドタイプの『ジャンドゥーヤクリーム』。ヘーゼルナッツの香ばしさやコクのある甘さが魅力で、パンに塗ったり、アイスクリームに添えて楽しめます。

イタリアらしさあふれる、創作性が楽しいケーキを生み出す

  • パティシエ歴24年の赤保和彦シェフ

    パティシエ歴24年の赤保和彦シェフ

  • 北野本店のみで味わえる生菓子が並びます

    北野本店のみで味わえる生菓子が並びます

 神戸北野本店で提供している生菓子は、常時15種ほどが並びます。シェフパティシエの赤保さんが作り出すドルチェは、意外な素材使いや遊び心あるデザインが目を引く、食べ手の好奇心をくすぐってくれるものばかり。

 ホテルのイタリアンでも経験を積んだその目線で、料理から発想を得ることも多いのだとか。「ひと手間、ふた手間かけることで、坂を上ってわざわざここまで来てよかったなと思っていただけるケーキづくりを目指しています」と、今後の新作にも期待が高まります。

この記事を作った人

取材/シキタリエ(Pavlova)  撮影/高田ますみ

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