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更新日:2020.02.10食トレンド

肉マニアをうならせる肉料理専門店【CARNEMANIA(カルネマニア)】が大阪・北新地に誕生!

「CARNE(カルネ)」とはイタリア語で肉を意味する言葉。店名が表す通り、カルネマニア=肉マニアをうならせるほどの肉料理専門店です。和牛はもちろん豚・鶏・羊からジビエまで様々な肉の素材を、多彩な調理法を駆使して楽しめると聞きつけ、期待に胸を膨らませ訪れました。

仔羊のロースト

肉マニアのための肉料理専門店が誕生

JR大阪駅から徒歩10分。2019年11月8日、飲食店が軒を連ねる北新地に誕生した一軒が【CARNEMANIA(カルネマニア)】です。

    黒でコーディネートされたモダンな外観

    黒でコーディネートされたモダンな外観

さりげなく店名が掲げられただけの、モダンなドアの先にどのような空間が広がっているのでしょうか。扉を開くと目に入ってくるのはウッディーなカウンター席。オープンキッチンにいるシェフの躍動感や、キッチンから漂う肉の香りに食欲をそそられます。

    シェフの手によって創作されていくライブ感でカウンター席が特等席

    シェフの手によって創作されていくライブ感でカウンター席が特等席

シェフとの会話からメインの肉と調理法を決定

同店のメニューは、7品で構成される『カルネマニアコース』9,000円(税抜)。メインメニューは、その日用意している中から好みの肉をセレクトできます。

    どれを選ぶか目移り必至!

    どれを選ぶか目移り必至!

テーブルに運ばれてくるお肉は、「すごい!」と感嘆の声を挙げずにはいられないほどのラインナップ! この日は、フランス産ヒナドリ、茨城県産バルバリー鴨、フランス産ハト、ハラミ、サガリ、TOKYO X、和牛のイチボ、ニュージーランド産仔羊など9種。

    シェフの田中勉さんの華麗な手さばきも堪能しよう

    シェフの田中勉さんの華麗な手さばきも堪能しよう

宝石のように輝くツヤ感、美しく入ったサシなど、どれも肉質のよさが感じられるものばかり。田中勉シェフ自らが生産者を訪れ、生産者の食材に対する情熱を理解したうえで仕入れているといいます。

ここからどの肉をどのくらい食べるかを決定し、「がっつり」「あっさりめで」「揚げてほしい」など、その日の気分や好みの調理方法をカウンセリングしながら田中シェフが、肉の個性を堪能できる一皿に仕上げていきます。

サクサク&ジューシーなカツレツ、噛むほどに旨みあふれるローストに悶絶

まずスタートはグラスの器で登場する『馬肉のタルタルキャビア』。馬肉をたたいたタルタルに、キャビアがふんだんにのっていた実に贅沢な一品です。

    宝石のように輝く『馬肉のタルタルキャビア』<br />

    宝石のように輝く『馬肉のタルタルキャビア』

馬肉のやさしい甘みと、キャビアの塩味が口の中で融合する美味しさに悶絶。最中の皮に包まれているため、パリッとした食感も加わって楽しい。

そして今回メインに選んだのは、「TOKYO X」、「仔羊」、「バルバリー鴨」の3種。まずは選んだお肉たちの焼き上がりを見せてくれます。それを切り分けて盛り付けてテーブルへ。

    焼き上がりの香りに食欲をそそられる。早く食べたい!

    焼き上がりの香りに食欲をそそられる。早く食べたい!

幻の豚肉として大人気の「TOKYO X」。黒豚をはじめ、他の品種との良いところを取り込み改良した品種で、きめが細かく、上品な香りとさっぱりとした脂肪、ほどよい柔らかさが特長。これを厚くカットしてミラノ風カツレツに。

    肉厚なカツレツ『TOKYO Xのカツレツ』は、サクサク&ジューシー

    肉厚なカツレツ『TOKYO Xのカツレツ』は、サクサク&ジューシー

衣が薄く食感はサクサク。噛むとサクッとした歯ごたえのよさに、豚特有の甘い旨味が広がります。自家製のサルサソースを絡めると、さっぱりとした余韻が残ります。

    とろっとした柔らかさがたまらない仔羊のロースト

    とろっとした柔らかさがたまらない仔羊のロースト

仔羊のローストは、仔羊の骨からとったソースで。実にしっとりとやわらかで、ラム肉特有の香りがたまりません。

    水かき付きの鴨がマニア心をくすぐるバルバリー鴨モモ肉のロースト

    水かき付きの鴨がマニア心をくすぐるバルバリー鴨モモ肉のロースト

バルバリー鴨モモ肉のローストは、しっかりした弾力があり噛みしめるたびに肉のうまみがあふれ出てきます。

    ワインはグラス1,200円~、ボトル6,000円~(ともに税抜)

    ワインはグラス1,200円~、ボトル6,000円~(ともに税抜)

料理と合わせて楽しみたいワインはソムリエの岡田洋明さんが、約100種類をラインアップ。例えば鴨肉のローストには「シャンベルタン グランクリュ」がおすすめ。鴨の濃い旨味と、ワインの力強さがマッチするそうです。

コースはその他、イタリアのパルマ産生ハム、パテ・ド・カンパーニュ、ローストビーフなどを楽しめるシャルキュトリー盛り合わせや、中華麺を使ったカルボナーラなども含む充実の内容。コース全体を通して様々な肉の美味しさがたたみかけるようにおとずれ、「肉を食べた!」という感動に浸れることは間違いありません。

    左よりソムリエ岡田さん、シェフ田中さん、スタッフ二宮さん

    左よりソムリエ岡田さん、シェフ田中さん、スタッフ二宮さん

田中勉シェフは、大阪のレストランやホテルを経て、26歳で渡仏。【フローラ・ミクラ】や、【トゥール・ダルジャン】のほか、【ピエール・ガニェール】など、ミシュランで3つ星に輝いたこともある有名店で経験を積んだキャリアの持ち主。マネージャー兼ソムリエの岡田さん、若手スタッフの二宮さんと「ワンチーム一丸となって、枠にとらわれず美味しい肉の楽しみ方を、できるだけ多くのお客様に届けていきたい」と話してくれました。

ちなみに、この3月には姉妹店【フィレマニア】も登場するとか。和牛やアルゼンチンビーフなど、さまざまなフィレ肉を色んな調理法で味わえるそうで、こちらも楽しみです。肉マニアの舌をうならせる【CARNEMANIA】で、めくるめく肉の美味しさに魅了される時間を送ってみてはいかがでしょうか。

この記事を作った人

撮影/前田博史 取材・文/茶野真智子(フリーライター)

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