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更新日:2021.05.21食トレンド グルメラボ

「世界のベストレストラン50」ランキングから見える食文化とダイバーシティとは。|ヒトサラジャーナル 中村孝則 氏 × 青田泰明 氏(前編)

話題のシェフや食の評論家などをゲストに、いま注目するべき外食のトレンドについて語るYouTube動画、「ヒトサラジャーナル」。最新回の動画(前編)では、食の“アカデミー賞”や“グラミー賞”にもたとえられる、「世界のベストレストラン50」をテーマに、中村孝則さん、青田泰明さんをお招きし、その知られざる内情に迫りました。

「世界のベストレストラン50」ランキングから見える食文化とダイバーシティとは。|ヒトサラジャーナル 中村孝則 氏 × 青田泰明 氏(前編)

(インタビュアー:ヒトサラ編集長・小西克博 アシスタント:りーまる)

「ヒトサラジャーナル」動画の見どころ

レストランの世界ランキング
どうやって決めてるの?

    トーク撮影中のようす

    トーク撮影中のようす

今回、「ヒトサラジャーナル」にお招きしたゲストの中村さん、青田さんは「世界のベストレストラン50」の“チェアマン”を務めています。この賞は、いわばレストランの世界ランキングなのですが、どうやってそのランキングが決まるのかというと、ずばり“投票”。

世界中にちらばる選ばれた食通たちの投票によって、順位が決まるのだそうです。その、日本における投票者を選ぶというのが、チェアマンのお仕事。

トーク動画の中で、チェアマンの役割と人数、投票者の条件なども詳しく語られていますが、かなりワールドワイドに食べ歩く食通たちが選ばれてるもようです……!

    中村さんの話からは、「世界の食文化の発展に貢献したい」という内なる思いがうかがえる

    中村さんの話からは、「世界の食文化の発展に貢献したい」という内なる思いがうかがえる

    「上位のレストランに見る、食のダイバーシティ(多様性)も大事なキーワードです」と青田さん

    「上位のレストランに見る、食のダイバーシティ(多様性)も大事なキーワードです」と青田さん

トークのなかで非常に興味深く感じたのが、「世界のベストレストラン50」のランキングがグローバルな食文化の時代性を示しているということ。

その理由は、上位のレストランが単に料理の質だけでなく、シェフの人柄、発信力、ホスピタリティ、環境への取り組みなど、多岐にわたる評価軸によって票を集めているから。それがランキングとして可視化されることで、時代が“レストランに何を求めているのか”が浮き彫りになってくるのです。けっして、味や雰囲気といった表層的な評価でのランキングではないということですね。

とくに現代でいえば、その特徴のひとつとして、「ダイバーシティ(多様性)」が挙げられます。

動画では、より深く、より詳しく、「世界のベストレストラン50」 の意義について熱く語られています。

……ということで、YouTubeのご視聴はこちらから↓

トップランクのレストランについても語られています。
ぜひ、視聴してどんなお店なのか、確認してみてください!

ゲストプロフィール

中村孝則 氏
  • 1964年、神奈川県葉山生まれ。ファッションやカルチャー、グルメなど「ラグジュアリー・ライフ」をテーマに、メディアで活躍中。『世界ベストレストラン50』の日本評議委員長も務める。

青田泰明 氏
  • 東京都生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科卒業。2008年学校法人青蘭学院 青陵中学校・高等学校に赴任。2020年春、校長に就任。「世界のベストレストラン50」日本支部の事務局。

この記事を作った人

ヒトサラ編集部

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