「アジアベストレストラン50」日本のシェフの活躍と開催地になることの意義|ヒトサラジャーナル 中村孝則 氏 × 青田泰明 氏(後編)
話題のシェフや食の評論家などをゲストに、いま注目するべき外食のトレンドについて語るYouTube動画、「ヒトサラジャーナル」、最新回の動画(後編)をご紹介。前編に続いて、中村孝則さん、青田泰明さんをゲストに招き、「アジアベストレストラン50」のランキング、開催地になることの意義についてお話しをうかがいました。
(インタビュアー:ヒトサラ編集長・小西克博 アシスタント:りーまる)
「ヒトサラジャーナル」動画の見どころ-
「アジアベストレストラン50」 の中での日本の立ち位置
上位のレストランに見る「ホスピタリティ」 の重要性
日本が開催地になる意義
アジアランキングから
見えてきたもの
前編に引き続き、撮影はヒトサラのオフィスで行いました
前編に引き続き、ゲストは「世界のベストレストラン50」の“チェアマン”を務める中村さん、青田さんのご両名。
後編では、日本を含む25の国と地域が対象の「アジアベストレストラン50」について、詳しくお聞きしました。
2021年に開催された「アジアベストレストラン50」では、50のレストランのうち9店が日本のレストランです。シンガポールや香港などアジアのハブとして機能する都市に比べると、日本は地理的にけっして優位になる場所ではないにもかかわらず、これだけのお店が選出されたのは、日本における信頼性や安心安全のイメージが要因になっているのではないかと、中村さんは言います。
だんだんと話に熱がこもる中村さんの姿に感じる、“食”に対する強い愛
賞の行末について「今後、生産者にも視線が集まるようになるのではないか」と青田さん
「アジアベストレストラン50」のランキング上位に入るレストラン。チェアマンの二人から見て、この上位の並びに共通するのがワールドクラスの「ホスピタリティ」。
技術や料理はもはや、上位になってくると比べようもないくらいハイレベル。そこで、あらためて重要になってくるのが「ホスピタリティ」=もてなし力。もてなされていることが実感でき、訪れて楽しい、心が温まり、何度でも訪れたくなるレストラン。上位を占めるのは、そうした圧倒的なもてなし力を持ったレストランばかりです。
動画ではこうした話のほか、海外で活躍する日本人シェフ、PRのため観光誘致をする重要性、日本での開催を望むチェアマンのお二人が、日本が開催地になることの意義などが熱く語られています。
ゲストプロフィール
中村孝則 氏-
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1964年、神奈川県葉山生まれ。ファッションやカルチャー、グルメなど「ラグジュアリー・ライフ」をテーマに、メディアで活躍中。『世界ベストレストラン50』の日本評議委員長も務める。
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東京都生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科卒業。2008年学校法人青蘭学院 青陵中学校・高等学校に赴任。2020年春、校長に就任。「世界のベストレストラン50」日本支部の事務局。
ヒトサラ編集部
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