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更新日:2026.05.29旅グルメ

もんじゃの聖地・月島。昭和30年創業の老舗【いろは本店】で、名物もんじゃと和風スイーツに舌鼓を打つ|東京・月島

下町生まれの筆者にとって、もんじゃは幼い頃から馴染み深いソウルフード。実家ではお好み焼きともんじゃをセットで鉄板を囲んでいましたが、大人になった今は外食で楽しむのがお気に入り。この日も、もんじゃの聖地・月島へ。お目当ては、昭和の面影を色濃く残しながらも、心地よい現代的な空間で迎えてくれる老舗【いろは本店】です。最近の月島は、路地裏におしゃれなカフェも増え、食後のコーヒーやスイーツを巡る楽しみも。そんな新旧の魅力が交差する街で、時代を超えて愛され続ける名店の暖簾をくぐりました。

【いろは本店】の『明太チーズもんじゃ』

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昭和30年創業、時代を超えて愛され続ける老舗もんじゃ焼き店

    もんじゃの香りに誘われて。新旧の魅力が混ざり合う、活気あふれる「もんじゃストリート」

    もんじゃの香りに誘われて、活気あふれる「もんじゃストリート」へ

昭和30年の創業以来、月島の地で人びとに愛され続けている老舗もんじゃ焼き店【いろは本店】。お店があるのは、通称「もんじゃストリート」として親しまれる西仲通り商店街沿いの、賑やかな通りに面した建物の2階に暖簾を掲げています。

    いろは本店の内観

    各テーブルには強力な排煙ダクトが設置されているため、もんじゃ焼き特有の煙や匂いを気にすることなく食事に没頭できます

【いろは本店】の暖簾をくぐると、そこには木の温もりと竹の装飾が心地よい、開放的な空間が広がっていました。老舗の風格を漂わせつつも、排煙設備などのハード面がアップデートされているため、服の匂いを気にせず快適に過ごせるのが嬉しいポイントです。

    もんじゃに深みを与える名脇役「桜えび」

    もんじゃに深みを与える名脇役「桜えび」

また、こちらのお店は具材へのこだわりも人一倍。例えば、もんじゃの味の決め手となる乾燥海老。一般的な小海老ではなく、より香りが高く色鮮やかな「桜えび」を厳選して使用しています。鉄板の上で加熱されることでさらに香ばしさが際立ち、一口食べれば広がる風味の良さは、素材一つひとつに対して真摯に向き合う老舗ならではの矜持を感じさせてくれます。

圧倒的人気メニューから、海鮮の旨み溢れる新感覚の一品まで

    いろは本店の『明太もちチーズもんじゃ』

    『明太もちチーズもんじゃ』2,178円

まずは、定番人気の『明太もちチーズもんじゃ』をいただきます。こちらの最大の特徴は、加熱してもドロドロに溶けずに形が残る「丸型餅」。これには驚きました。終盤に差し掛かっても、お餅の弾力がしっかりと感じられ、その存在感に感動すら覚えます。旨みの強い明太子と、とろり溶け出すコクのあるチーズ、そして最後まで食感を楽しめる餅。この三位一体が奏でる絶妙なハーモニーを前に、「やはり明太もちチーズもんじゃは最強」だと確信させてくれる一品です。

    いろは本店の『ミックスもんじゃ(牛 / 帆立 / 生えび)』

    『ミックスもんじゃ(牛 / 帆立 / 生えび)』2,398円

    見てください、海鮮の大きさを。何とも贅沢です

    見てください、海鮮の大きさを。何とも贅沢です

続いては、器からあふれそうなほど豪快に盛り付けられた『ミックスもんじゃ』。牛こま肉に加え、大ぶりのホタテが2個、さらにブラックタイガーが2本も入った贅沢極まりない構成です。

通常のもんじゃよりもあえてシンプルな味付けにすることで、海鮮と牛肉それぞれの旨みがダイレクトに引き立ち、奥行きのある味わいを生み出しています。いつもはウスターソースでいただくのですが、こちらは海鮮の風味を活かすために「しょうゆ」をチョイス。素材の良さが際立つその味わいは、まさに新感覚のおいしさでした。

鉄板で仕上げる熱々の和スイーツと、懐かしのメロンソーダ

    『ミックス巻き(あんこ / あんず)』850円

    『ミックス巻き(あんこ / あんず)』850円

    目の前でクレープのように巻き上げてくれる

    目の前でクレープのように巻き上げてくれる

もんじゃを堪能した後は、別腹のデザートタイム。いただいたのは、定番の「あんこ巻き」に、あんずを加えた『ミックス巻き』です。

熱々の鉄板の上で、お店の方が鮮やかに生地を焼き上げ、くるりと具材を巻いて仕上げてくれる。その出来立ては、文字通り「あっつあつ」。口に頬張ればあんこの優しい甘さとあんずの爽やかな酸味が重なり、もんじゃを楽しんだ後の口内を心地よく整えてくれます。

    昔懐かしの『メロンクリームソーダ』(440円)をいただきました

    昔懐かしの『メロンクリームソーダ』(440円)をいただきました

また、お口直しには『果実を使ったシャーベット』もおすすめ。どこか懐かしい『メロンソーダ』を片手に、熱々の鉄板を囲む時間は、まさに至福のひとときです。


店内は広々として活気がありますが、注文はすべてQRコードから行えるため、スタッフの方を呼ぶ手間もなくスムーズ。自分のタイミングで追加注文ができる利便性の高さも、老舗の安心感にモダンな快適さが加わった【いろは本店】ならではの魅力です。

賑やかなもんじゃストリートの活気を感じつつ、老舗ならではの確かな味をゆったりと楽しめる。そんな月島の魅力を再発見できるような、心地よい時間が流れる一軒でした。

この記事を作った人

取材・文/嶋亜希子(ヒトサラ編集部)

東京・下町出身。アパレル業界を経て出版社へ。12年勤務し、編集長も務める。その後「ヒトサラ」で編集を担当し、現在はグルメ業界9年目。パンとフルーツが好きで日々の楽しみに。@papapa_paaan

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